湖西市新町の諏訪神で1日未明、新年を祝って手筒花火55本が披露され、勢いよく立ち上る火柱に大勢の初詣客が見入った。
毎年7月の同神社例祭で手筒花火を行う
遠州新居手筒花火保存会が、元日午前0時すぎに毎年実施している。
旧新居宿の花火6町の一つである仲町の
男衆約20人が、赤と黒の祭り衣装で登場。「ソラダセ、ダセヨォ」の掛け声とともに、陽気に踊りながら手筒花火を夜空に噴出させた。大勢の見物客は火の粉の中で乱舞する
男衆の姿に魅了されていた。
保存会の水野靖弘さん(71)は「今年は風もなく、火柱がきれいに出た。きっと良い年になる」と話した。